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プロフィール

こちらのブログにご訪問いただきありがとうございます。

サイト運用者のロニと申します。

高校生の頃に私のお気に入りだった邦楽アーティストが、大沢誉志幸と久保田利伸、岡村靖幸の御三方。当時日本でブラックミュージックからの影響をまっすぐ表現しているアーティストは少なく(レコード会社的にブラックミュージックは売れないというイメージもあった様子)、ファンキー(当時はよく使われていた表現、おそらく久保田利伸が広めたと思う)な作品をリリースしていた彼らは「日本の三大ファンク」なんて呼ばれ方をしていました。「ファンクとは何?」という疑問からブラックミュージックに興味を持つようになった私は、あの頃はまだ少なかったMTV関連の番組を見て、ヒットチャートにランクインしているアーティストをメモり、それを片手にタワレコの「BLACK」のコーナー(当時は「R&B」という呼び方よりもまだ「BLACK」という呼び方のほうが主)に通い始めました。

90年代のブラックミュージックシーンには二つの大きなムーブメントがありました。コーラスグループブームとブラックービーのサントラブームです。この二つのジャンルから多くのヒット曲が生まれました。ヒットチャートからの情報を頼りにしていた私は、色んなコーラスグループやサントラアルバムを手に取るようになり、気づけばそれらのジャンルを漁っている自分に気付くのでした。特にサントラに関しては、サントラにしか収録されていない曲があったり、サントラ限定のユニットやコラボがあったりで、内容の豪華さとちょっとしたレア感からどっぷりハマっていきました。

30年近く経った今色んな音楽雑誌を見ると、80年代は時々取り上げられても90年代に関する記事をあまり目にすることがない気がします。あの頃のブラックミュージックは商業臭いとか、アーティストよりもプロデューサーの方が目立って似たような曲ばかりだとか、そんな言われ方をされる90年代ですが名曲だってたくさんあります。

あの古き良き時代を共有したいという気持ちでこのブログを作り始めました。私の曲の解釈などに異論を唱える方もたくさんおられるでしょうが、しょせん一人のリスナーの感想です。一番の目的は、こんなアルバムあったねーとかこのアーティストよく聴いてたなーとか、ご自身の中の90年代を掘り起こすきっかけになれればと思っており、90年代を知らない方々にも温故知新的なブログになれば嬉しいかぎりです。

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